こんにちは、ThinkBuzan公認インストラクターの下地です。

自己紹介ってとても大事だと思う。営業や社長同士の挨拶に使うし、就活や合コンでも使うからだ。時にはブログや書籍のプロフィールにも役立つだろう。自己紹介は自分をプレゼンするのに適した重要なスキルだ。

自己紹介が上手い人は、第一印象がいい。確実に相手に覚えてもらえるし、しっかりと自分自身を魅せることができる。自己紹介が上手ということは、どんな場面にも役立ちますし、強い武器になるということです。

しかし、僕らは自己紹介のやり方をちゃんと学んだ事はない。その為、多くの人が自己紹介について悩んでいると思う。「何を言えばいいか」「どう話せばいいか」「どうすれば好印象になるか」など、自己紹介する内容や話し方について頭を抱えているかもしれない。

自己紹介には、ちょっとしたコツがある。そのコツを今回は紹介しよう。

自己紹介を上手にする5つの興味ポイント

自己紹介で相手に覚えてもらう為には、相手の興味をひくことが大事だ。興味とは、面白いことや楽しいこと、意外なことなど様々あるが、もっとも簡単で伝えやすいのは以下の5つだ。

  1. 場所
  2. アクティブ
  3. 知識・スキル

人はこの5つに対して興味をもっている。これは人によってパーセンテージが違うのだが、自己紹介の際に5つをバランス良く話すと良いかもしれない。

では、それぞれ詳しく解説していこう。

興味ポイント1:場所について語れ

場所とは、あなたの出生場所(地名)や住んでいる場所、旅行した場所などだ。どこに生まれて、今はどこに住んでいるなどを自己紹介に盛り込んでいく。そうすることで同郷の人は興味を持つだろう。同郷じゃない人でも、あなたの住んでいる場所が旅行に行きたい地域なら、やはり興味をもつ。

例えば、僕は沖縄生まれなので、はじめて会った人(本土の人)に生まれは沖縄だってことをいうと、だいたい興味をもたれる。まぁ、僕に興味をもっているというよりは「沖縄」という場所に興味をもっているのだけど(涙)。しかし、何かしらの興味ポイントがあればそれで覚えてもらえるし、話しの花も咲くわけだ。ここが一番大事なところだ。

もしも、生まれた場所や住んでいる場所がとくに変わったところでなければ旅行した場所などを話してもいい。「どこに行ったことがある」とか「そこで何をしてきた」など。旅行のエピソードを1つ加えて話すと相手の興味は湧いてくる。エピソードは、ちょっと変わった話しやドジッた話しなど自虐ネタが良いかもしれない。

興味ポイント2:人を語れ

人とは、あなた自身のことを言う。それは名前(由来など)や年齢、生年月日、干支などごく普通のことも含まれている。他には、信念やヴィジョン、座右の銘などを語ってもいい。あなたの着飾らない「人なり」を魅せるということだ。

興味ポイント3:物を語れ

物とは、あなたが今、興味をもっている「物」について語るということだ。

例えば、車やバイクについてでもいいし、お気に入りのパソコンや文具品でもいい。今、スマホに凝っているならそれも語ると良いだろう。どんな物を使っていて、どんな物に興味があるかを、あなたの視点で語っていく。

面白い視点があるとわかれば、あなたに興味が湧いてくるし、覚えてもらえるはずだ。

興味ポイント4:アクティブを語れ

アクティブとは、あなたのこれまでの行動だ。例えば、今まで何をやってきたか、どんな歴史をもっているという軌跡をさす。他には、あなたの趣味でもいい。今、どんな趣味をもってどんな活動をしているかなどを語るといいだろう。

この趣味を自己紹介で語るのもいい話しのネタになる。もしかしたら、同じ趣味の仲間に会えるかも知れないし、かけがえのない友を見つけることだってできるのだ。今までのあなたのアクティブな部分を自己紹介では是非、魅せていこう。

興味ポイント5:知識・スキルを語れ

興味ポイントの最後は、あなたの知識やスキルを語るのだ。どんな知識をもっていて、どんなスキルがあるのかを自己紹介で語っていく。これは、人よりは多少できる小さな事から、専門分野までを語ればいい。

もしかしたら、あなたの知識やスキルを自己紹介することで仕事が舞い込んでくるかもしれない。就活などでは採用を検討するかもしれない。あなたの知識やスキルが、何に役立つのかをしっかりと明言しておくべきだ。

以上が、人がもつ興味ポイントだ。この興味ポイントを盛り込んで自己紹介すると、覚えてもらいやすくなる。

なお、この5つの興味ポイントはマインドマップでまとめた方がいい。その理由は以下に書いている。

自己紹介をマインドマップで書く

自己紹介をつくる場合、大抵の人は文章を書こうとする。それは、作文のように自分の名前からはじまり、趣味などを語るという具合にだ。そして、それを一生懸命暗記しようとする。

しかし、このような自己紹介は本当につまらない。なぜなら、ダイコン役者が棒読みで台詞をいっているようになるからだ。

自己紹介は自分の感情をのせた言葉にした方が良い。その為には文章化はせずに、重要なキーワードだけを明記するといいだろう。そこでマインドマップの登場だ。マインドマップで自己紹介を書けば、キーワードを見ながら話す事ができるのだ。

マインドマップの書き方

書いたマインドマップを見ながら自己紹介すると、その都度、話す内容が違うかもしれない。が、そこが良い部分でもある。なぜなら、その場の雰囲気で自己紹介の内容を変えることができるし、何より感情のこもった自己紹介ができるからだ。

マインドマップでの自己紹介の書き方は以下の画像の通りだ。上で述べた5つの興味ポイントを踏まえてマインドマップを書いていくといいだろう。

なお、マインドマップを書く際に連想が広がっていくならどんどん書いていく。自分では忘れていた部分も思い出すきっかけになるかもしれないからだ。自己紹介のマインドマップは、脳の赴くままに書いていっても問題ない。自由に楽しみながら書いていくことをおすすめする。

余談だが、マインドマップで書いた自己紹介は名刺にすると面白い。名刺交換の際に自己紹介マインドマップを見ながら話せるし、何より他でやっていないから相手の印象に残りやすい。営業や経営者にはお勧めしたい方法だ。また、ブログやサイトのウェブコンテンツとして、自己紹介マインドマップの画像をはってもいいだろう。使い方はアイディア次第でたくさんある。

自己紹介する時間

自己紹介する時間は短い方が良い。ヘタに長すぎると聞いている人が飽きてくるからだ。もちろん、面白い話しをすれば興味を引けるかも知れないが、それは自己紹介のあとでも十分にできる。なので、まずは第一印象としては短くスパッと切るような感覚で自己紹介するといい。聞いている人が「もう少し聞きたいなぁ」という風に思ってもらえる程度で十分なのだ。

自己紹介の時間はだいたい1分〜2分程度。この時間内に自分のことを相手に伝える事ができるように練習すべきだ。

なお、マインドマップで書いたものを全て話す必要はない。話す内容はその場の雰囲気によって変えていくといいと思う。

例えば、何か地元の集まりで自己紹介するなら出生場所なんて話しても意味がない。そこはサクッと流して、他の部分を強調するといいし、逆に、地元以外の場所で自己紹介するなら出生場所をちゃんと説明してもいいだろう。「自分の生まれた所はこんな所〜」という風に興味を持ってもらえるよう話すといいかもしれない。

自己紹介はその場の雰囲気で決めていく。その方が感情がこもった話し方ができるからだ。なので、聞く側の人達がどんな人なのかを瞬時にリサーチし、マインドマップを見ながら話すといい。諄いが、話す時間は1分〜2分程度にとどめることをお勧めする

自己紹介するときの話し方

どんなに自己紹介がきれいにまとまっても肝心の話し方がダメなら、全てが台無しになってしまう。なので、自己紹介する際の話し方についても少し触れておこう。

自己紹介の話し方は基本、以下の4つを意識するといい。

  • ゆっくり丁寧に
  • ハッキリと話す
  • 明るい声で
  • 声のトーンはリズミカルに

この4つを意識して話せば、相手への印象はバッチリだ。基本的に、相手に対して不快な思いをさせない話し方を心がければいいと思う。

なお、方言などのイントネーションを気にする人がいるが心配する必要はない。

私見だが、多少の方言が混じったイントネーションの方が愛嬌があって良いからだ。ロボットが話すようなイントネーションでは、聞いていても人間味がないし、面白味もない。少しくらいは訛った方が温かみがあるし、その訛りも自己PRのひとつとして捉えれば強みとなる。なので自信をもって話すべきだ。

「最後に」は大事!

自己紹介のシメは大事だ。「終わりよければ全て良し」と言う諺があるとおり、最後にビシッと決めておくと群を抜く自己紹介ができる。

そこで僕のお勧めは、

自己紹介の終わりには「仲間」であることを相手に伝える

という方法だ。

つまり「私は敵ではなく、あなたと同じ仲間だよ」をPRすることだ。

人は敵だと思ったら心にカベができる。そうすると、話しも聞かなくなるし、脳から記憶も抹消する。しかし、何かしらの共通点があったり、共感できるものがあれば、仲間とみなし、興味が湧いてくるのだ。この人の性質を変わらないので、自己紹介でも取り入れてPRするといいだろう。

やり方はこうだ。

集団の中での自己紹介:「最後に、この場にいれることをとても嬉しく思います。皆さんと一緒にプロジェクトに参加できて光栄です。」

特定の人への自己紹介:「今日は、あなたに会えて良かったです。ここに来た甲斐がありました。」

就活など:「この組織の一員となって仕事をしたい、本気でそう思いました」

など。

「みんなと一緒で嬉しい」という仲間意識をPRすると、同じことを思っている方が共感し、仲間意識が高まり、あなたの印象も強まる。この最後のひと言は、本当に強力なので自己紹介の際にはお勧めしたい。

が、上っ面の言葉ではダメなので注意しよう。本気で心の底から想わなければ意味がないし、相手には伝わらないというのは言うまでもないことだ。なので、単なるテクニックとしてではなく、本気で思ったことだけを言う、それが大事だ。

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